モータースポーツ観戦のすすめ!2023年シーズンまもなく開幕!
2023年も1/4が終了し年度初めの時期ですが、モータースポーツの開幕の季節でもある4月になりました。約二年前からモータースポーツに触れている私がおススメのカテゴリーをご紹介します。
インタープロトシリーズ・KYOJO-CAP
インタープロトシリーズは2013年から始まった比較的新しいシリーズです。アマチュアである"ジェントルマンドライバー"とプロドライバーが2人1チームとなってレースを戦い、距離も10周前後で手軽に熱いバトルを
見ることができます。使用する車は専用設計の「kuruma」というレーシングカーで、甲高くお腹に響くエンジン音が特徴的です。
KYOJO-CUPは2017年から始まったより新しいシリーズで女性ドライバー限定のカテゴリーとなっています。1人1チームで距離は10周とこちらも手軽に楽しむことができます。使用する車は「VITA-01」の1車種のみ
ですが、外観を3種類から選べるため個性がそれぞれのチームにあります。
どちらもYoutubeでの観戦が可能で、過去のレースを見てみるといいかもしれません。
MSJ2022でデモランを行う「kuruma」
SuperGT
SuperGTは前身のJGTC(全日本GT選手権)の1994年から続く日本のトップGTシリーズです。GT500とGT300の2つのカテゴリーに分けられ、GT500クラスはトヨタ・ホンダ・日産の3メーカーで構成され、GT300クラスは様々なメーカーの 車が混走します。この2つのカテゴリーが同じサーキットを混走しながらそれぞれのカテゴリー優勝を目指します。SuperGTは何と言っても車種の豊富さが魅力で、GT300クラスを例にあげるとトヨタ、レクサス、ホンダ、日産、 アウディ、メルセデスベンツ、ランボルギーニ、BMWの計8メーカーの車が参戦しています。こちらもYoutube等で過去のレースや、名場面集がいくつも投稿されているので是非チェックしてみてください。
MSJ2022でデモランを行うランボルギーニとBMW
スーパー耐久
スーパー耐久は普通のレースとは異なり、指定の時間が経過した後にゴールラインを過ぎると順位が決まる耐久レースです。スーパー耐久は多くのクラス分けがされていて、上はレーシングカー、下は市販車そのままのような 車がレースをするため自分が乗っている車も出場しているかもしれません。耐久レースではトラブルが続出し、車の耐久力や堅実性が問われます。また、様々な企業の研究の場ともなっていて、CNF(カーボンニュートラル燃料) を使用する車や水素エンジン車等、未来の技術を先に見ることができるかもしれません。
WRC
WRC(世界ラリー選手権)はいままで紹介してきたレースとはまた別で、それぞれのSS(スペシャルステージ)という区間で1台ずつタイムを計測し、全SSの合計タイムで競います。特徴は普段私たちが通るような 公道を封鎖しそこで競技を行うところで、ラリーカーがすぐそばを通る迫力は物凄く誰でも驚くでしょう。また、リエゾン区間と呼ばれるSSの間ではラリーカーが次のSSに向かうため、公道を一般車と混ざって走ります。 日本でもWRC最終戦が行われ、一般車の後ろをラリーカーが走っていく光景が見られました。今年も最終戦が日本で行われるので、一度行ってみてください。
WEC
WEC(世界耐久選手権)はスーパー耐久と同様に耐久レースで、こちらも日本での開催があります。参戦メーカーも豊富で、ハイパーカーと呼ばれるカテゴリーはトヨタ、グリッケンハウス、プジョー、フェラーリ、キャデラック、 ポルシェ、ヴァンウォールの7メーカーですが、今後BMW、イソッタ・フラスキーニが参戦する可能性があります。またGTEアマクラスではフェラーリ、ポルシェ、アストンマーティン、コルベットの4メーカーが火花を散らします。 今年の夏にはフランスで100周年となるル・マン24時間レースが開催されるため、この記念レースでは全てのメーカーが優勝したいと考えているでしょう。
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